リオ五輪レスリング女子決勝戦!
吉田沙保里選手がまさかの「決勝戦敗退」で銀メダル!
敗因は何だったのでしょうか?
というかね、銀メダルでも凄すぎるし、別に負けたからと言って貴方の偉大さは変わらないから謝る必要なんてないんですよ!
と先に断言しておきます!お疲れ様でした!
吉田沙保里の敗因とは?
吉田沙保里選手のレスリング女子決勝戦での敗因は何だったのでしょうか?
(そもそも銀メダルで敗因を論じる時点で、彼女がどれほど凄いかが分かりますが、とりあえず敗因について語りましょう。)
年齢
吉田沙保里選手は現在33歳。
レスリングのような格闘技系の競技では既に大ベテランです。
もちろん、33歳でも強い人は強いし、若くても弱い人はいる。
でも、絶対的に体のピークは過ぎているわけですよね。
もちろん、技術と経験でそれを補うことが出来るのですが、それでも若いほうが良い。
ちなみに金メダルを獲得した相手のヘレン・マルーリス選手は24歳。
選手としては20代前半はかなりいい感じの年齢ですよね。
重圧
出典元:laughty
吉田沙保里選手はレスリング女子の世界戦16連覇、個人戦でカウントしても200連勝を誇っています。
要するに「勝って当たり前」の状態。
そして、今回の吉田沙保里選手の銀メダル(決勝での敗戦)も誰もが予想しなかった事。
敗因を論じるなんて・・・まさか・・・って感じです。
相当なプレッシャーですよ?
負ければ連勝記録が止まっちゃうんですから。
もちろん、実力もあるから勝てるってのもあります。
ですが、実力があっても重圧は大きいですよ・・・
あなたは自宅の最寄りのコンビニまで誰にもぶつからず歩いていけますよね?
ですけど、もしそれが出来なかった時「あなたの手足をもらう。あなたの家族の命ももらう。」って言われた時に、自宅のコンビニまでいくことが怖くなりませんか?
これがプレッシャーってやつです。
対戦相手に徹底的に研究された
一番の敗因はこれでしょうね。
どんなスポーツでも王者は追われ、研究され、対策される運命です。
ましてや凄まじく長い期間、女王として君臨し続けた吉田沙保里。
裏を返せば、ライバル(全員が格下といえるでしょうが)にずーーーーと研究され続けてるわけですよ。
吉田沙保里選手の試合の映像を見て、解析して、技をかける時の癖、タイミング、苦手な形等など・・・
こんな相手が沢山いるわけで、その全てに勝ち続けるって相当難しいですからね。
今回の「敗因」はこれでしょう。
敗因と言っても、銀メダルって普通「大勝利」と言えるものですけどね・・・
吉田沙保里、引退の可能性は?
吉田沙保里選手が今回リオ五輪で決勝で負けてしまい、「引退」の二文字が僕の頭に浮かんできました。
吉田沙保里選手の引退の可能性はあるのでしょうか?
まず、年齢が既に33歳である事。
次の五輪に出たとしたら37歳。
その時に金メダルを取ることが出来るかと言ったらかなり厳しいでしょう。
今回の件でもわかったように、吉田沙保里選手は「一番」に物凄くこだわる選手です。
もしそれが出来ないとわかったら、引退するでしょうね。潔く。
強い女は強いままで引退したほうがいいかも知れません。
今回の五輪で言うと、「地味に」フェンシングの太田雄貴選手も試合に負けて、ひっそりと引退していきました。
太田雄貴選手も凄い人でしたが、年齢は次の五輪での好成績が期待できる年齢ではなかったですよね。
個人的には、僕は吉田沙保里選手に引退して欲しい。
現役にこだわる意味ってそこまでありますかね?
吉田沙保里選手なら、コーチでもタレントでも司会者でもキャスターでもなんでも出来るはず。
いずれ来る引退。
ならば「伝説」でありながら引退することで「伝説」でいられ続けますからね。
もちろん、吉田沙保里選手の今後は彼女自身が決める事ですが・・・