つい先日2017年大統領選挙にて見事当選した、現フランス大統領のエマニュエル・マクロン。
早速、官僚の半数を女性にするという男女平等を尊重し、国民より一定の支持をもらっているのが有名ですよね。
またマクロン大統領が大統領選で当選した際は、トランプ大統領より
「仕事をするのを今後楽しみにしている」
なんて勝利を祝福したことも有名です。
オランド元大統領の人気が低迷する中で当選したマクロン大統領。
今後、どのようにフランスの国政を支えていくのか気になる方も多いと思います。
それではマクロン大統領のプロフィールや政策、気になるトランプ大統領との関わり等紹介していきましょう!
マクロン仏大統領のプロフィールは?
エマニュエル・マクロン仏大統領プロフィール
生年月日 1977年12月21日
年齢 39歳 既婚
学歴 アンリ4世高校、パリ第10大学、パリ政治学院、国立行政学院
前職 投資銀行員
有名な政策 マクロン法
Les Françaises et les Français vous regardent. Vous demeurez des exemples. pic.twitter.com/awS03lifhv
— Emmanuel Macron (@EmmanuelMacron) May 19, 2017
フランスで生まれフランスで育ったマクロン大統領。
出身高校、出身大学ともにフランス屈指の名門校だそうです。
大統領になるような人はやはり相応の学歴が必須ですよね。
2008年にはフランスのロチルド&Cieというフランスの中核銀行で、入行2年目に副社長に昇進。
2年目で副社長ってどういうことなんでしょう。
スケールが全く違いすぎて想像ができません!
年収はその時すでに200万ユーロ(2億4000万円以上)だったそうで、そんなにもらっても使い道が分からないレベルの収入を得ていたようです。
2012年にはオランド元大統領の側近になります。
この時点で次期大統領のレールに乗っていたのでしょうか。
2014年にはアルノー・モントブールが更迭された後を引き継いで、マニュエル・ヴァルス内閣の経済・産業・デジタル大臣に就任しました。
そこではマクロン法という有名な経済改革政策を実施。
100条を超える法案があり、入念に作られたものだったようです。
内容は主に商店の日曜営業を年間5回に定められたものを年間12階に緩和したり、長距離バス路線の自由化など規制緩和策が提案されましたが、与党である社会党からも反発されたりとなかなかうまくはいかなかったようです。
しかし2015年に法案は発効。
これがマクロン法というものです。
具体的に法律を制定させるなんて、普通の人間にはできないことをやってのけるなんて凄いですね。
しかもこの若さで実現しているのが、また凄いなと感心してしまいました。
さてそんなマクロン大統領。
恋愛においても凄まじい経歴の持ち主。
有名なあの現在の奥さんは24歳年上だなんて歳の差に驚きを隠せません。
出会いはなんと15歳の高校時代。
当時国語の教師だったブリジットさんに告白しいきなりキスしたとか!?
あまりの熱愛っぷりに両親は居ても立っても居られず、マクロンを転校させたとか。
しかし遠距離恋愛が続き29歳で結婚に至っています。
めちゃめちゃ一途ですね。
なんとも男らしい感じで尊敬してしまいます。
マクロン仏大統領の政策とは?詳細をわかりやすく!
マクロン大統領の政策ですが、まず内政として、公務員の大幅な削減や規制緩和、国営企業の民営化を主張。
また積極的な移民・難民の受け入れを主張しております。
外交としては、パレスチナの国家承認に否定的でイスラエル路線を採用。
シリア問題ではアサド政権の退陣を強く主張するなどアサド政権打倒のための軍事攻撃の必要性を打ち出します。
対ロシアへの制裁継続を支持しており、2国間では緊張関係にあるといえますね。
また、冒頭にも書きましたが官僚の半数を女性にするなどの男女平等を提唱したり、EUに対してEU内防衛協力強化、ユーロ圏の予算創設等も考えているようです。
中道派と言われていますが、直感でアメリカ前大統領のバラク・オバマ氏の政策と基本はいっしょかな?と感じました。
いずれにしても広い視野で政治を実行しようという考えがあるのだと思われます。
また日本をどのように見てるかはまだわかりませんが、極右的でないのでマイナスになることはないと思います。
個人的にはもし、ルペン氏が大統領になっていたらアメリカのトランプ大統領と同様で、日本にも少なからずマイナス要素がありそうだったので、そこは安心感を感じましたけどね。
マクロン仏大統領はトランプ政策を批判?対抗もあり得る?
マクロン大統領は選挙戦時、トランプ大統領の政策を批判したことでも有名ですね。
トランプ大統領は当選と同時に祝辞を送るほどのいい関係に見えるのですが、対抗もあり得るのでは?という意見もあります。
主な批判の的となったトランプ大統領の政策として、欧州の輸出品に米国が関税を課すこと。
もしそのような事態になった場合は対抗せざるを得ないと発言しました。
またオバマ前政権の環境保護の取り組みを後退させていることにも批判しました。
トランプ大統領の真意は不明ですが、マクロン大統領はトランプ政権に対しては批判的と言えると思います。
今後どのような外交をしていくかは要注目ですね。
まとめ
39歳と大統領になるのはまだ若いと批判されつつも見事フランス大統領に輝いたマクロン大統領。
これからどのような動きをしていくは注目ですね。
個人的には対ロシアの軍事をどのように進めるかを注目しております。
EUの立て直しも期待したいですね。
日本にも少しばかり潤う方向での影響があればいいなと思います。
マクロン大統領の今後はぜひチェックしていきたいと思います。