最近、「ぶっちゃけ寺」等のおかげもあり、お坊さんや仏教、僧侶という存在が身近に感じられるようになって来たなーって思います。

しかしその反面、

お坊さん(僧侶)の「年収」とか、お布施」とか、税金」とかが「わからない・・・」「いくらなの?」って声は根強いです。

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ここでもぶっちゃけ寺、じゃないですけどぶっちゃけます(笑)

お坊さん(僧侶)の年収は?

お坊さんの年収・お布施・税金について知りたい!

By quicksandala

お坊さん(僧侶)の年収って一体いくらなのでしょうか?

気になってる人多いですよね。

「欲望にまけるな!」とか何とか説法はするくせに、お坊さん自身は良い給料もらってたら説得力も半減ですね。

 

ただ、一つ理解してもらいたいのは、お坊さんも仕事はしています。(もちろんですが・・・)

基本的にはお坊さん(僧侶)は「サラリーマン」と一緒です。

「寺」という宗教法人に勤めるサラリーマンなのです。

一般の方は「株式会社」に勤めるサラリーマンが多いですよね?

勤める先が「寺」なのか「株式会社」なのかの違いなのです。

 

「寺」という宗教法人に勤めるお坊さんの仕事は葬儀、法事(年回忌や結婚式など)、掃除、接客、お祭り等の準備、布教活動、お金の計算、会議の開催・出席等など多岐に渡ります。

お坊さん(僧侶)って、何もしてないように勘違いしている人もいますが、意外と仕事は多いのです。人はいつなくなるかわかりませんから、お坊さんは旅行とかはしにくいです。それにお寺というのは株式会社なんかよりかは経済規模が小さい場合が多いですから、年金も国民年金で厚生年金ではありませんし、福利厚生もほぼありません。(それでも、ブラックな会社に勤めるよりかは、遥かにホワイトな環境であるとは思いますが。)

 

仕事をしている以上、それに応じた給料をもらう事は、別に欲望に負けているわけでもなんでもありません。

むしろ、「お坊さんだから無給で働け」っていうのは、現代社会においては暴論でしょう。

ただ、お坊さん(僧侶)の年収というのは、その人が勤めている寺の財政状況に大きく依存します。

普通の会社員もそうですよね。勤めてる会社によって仕事が同じでも給料違ったりしますよね。

 

お坊さん

出典元:morguefile

 

お寺だけで生活ができるクラスのお寺に勤めているお坊さん(僧侶)の年収

多くの場合、お坊さんは月給20万円から40万円程度で働いています。これは住職(つまりお寺の「社長」ですね)ではない下っ端のお坊さんの場合です。

住職になるとガツンとお給料は増える傾向にありますが、お寺が経済的に傾いているとあまりお給料をもらっていない住職もいますから一概に言えません。

またボーナスは無い寺がほとんどです。

ですのでお坊さん(僧侶)の年収は月給×12で分かりますね。

 

お寺だけでは生活できないクラスのお寺に勤めているお坊さん(僧侶)の年収

お寺からはほぼ給料は出ていないと考えていいでしょう。この場合は住職も下っ端のお坊さんも関係ありません。

彼らは生活の為に、公務員をやったり、葬儀社に勤めたり、薬局を経営したり、保育園・幼稚園を経営したりしています。医者や弁護士のお坊さんもまれにいますね。

この場合、お坊さん(僧侶)としての年収はほぼなく、普通の勤め人としての稼ぎであると考えて下さい。

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お坊さん(僧侶)へのお布施っていくらなの?

来ました。お布施問題。

これはかなりデリケートな部分ですね。

法事や葬儀の際に、お坊さん(僧侶)へいくらお布施を支払うのか?

 

まず、確認しておきたいのが、お坊さん(僧侶)ってお寺に勤めるサラリーマンですから、「お布施はお寺に払うもの」であって「お坊さんが全てまるごともらえる訳ではない」という事です。

会社に勤めている人もそうでしょう?1億円のマンションを売った社員が1億円全部もらえるかと言ったらもらえないでしょう?

 

結論から言うとお布施の額は、住職と相談してください、としか言いようがありません。

インターネットなんかに「相場」というものが載っていますが、あれは結構適当なときもあります。

 

そのお寺に長年貢献してきた真面目な信者さんが亡くなった時は、その人は生前にお金以上のものをお寺に対して渡している事になりますよね?そうしたらお布施の額っていうのもある程度相談できると思います。

お寺の行事に参加しないで、普段から寄付などもしていない人がなくなった時だけ、葬儀だけするという場合は、周りの人と同じようには行かないでしょう。熱心な信者さんと同じ金額のお布施では不公平だという意見もあるでしょう。

 

また、戒名の格(格というのも変な話ですが、一応「格」と表現しておきます。)によっても違うし、葬儀の規模によっても違います。

 

ただ、ごくごく一般的な人が一般的な葬儀をする際は30万円から50万円とかそれくらいのお布施が多いとは思いますね。

ただし、それも絶対ではありません。

こういう話があります。「葬儀はしたけど、生活が苦しくてお布施をお坊さんに払えない。だから、お寺の掃除をしてきた。」と。

要するに、お寺(仏教)に対して貢献する事が求められるのです。

その代わり、お坊さんは法事を行い、仏様の教えを説く、という形になります。

 

また、たまにTVであるような話で、普通の葬儀をしたはずなのに「お布施を500万円支払えと言われた。」というケースもあります。

お布施に決まりはないですが、これはちょっと多すぎですね。こういう悪徳な坊主とは縁を切ってもいいと思います。

もちろん、1000人2000人規模の葬儀をした場合は、話が別です。

会社の社長のような方が大規模な葬儀をして、格式の高い戒名をもらった場合は500万円でも普通と言えるときもあるでしょう。

 

長文になりましたが、お坊さん(僧侶)とお寺とお布施の関係、少しはご理解いただけたでしょうか?

ぶっちゃけ寺でもわかりやすく解説して欲しいけど、この問題については難しいだろうなー。

【関連記事】

 

お坊さん(僧侶)の税金は無いの?

最後に税金についてです。

お坊さん(僧侶)は税金を支払わなくてよい、という誤解が出回ってますが、これは完全に間違いです。

お坊さん(僧侶)は税金をちゃんと支払っています。

 

税金を支払わなくて良いのは、「宗教法人が宗教活動から得た利益の部分だけ」です。(正確に言うと、礼拝施設がある土地の固定資産税も免除されたりはしていますが・・・)

宗教法人というのは、お寺とか教会の事ですね。そういう団体が、宗教活動をして、お布施という「利益」をもらった時、そこには税金がかからない、という事です。

 

例えば、お寺がおまんじゅうを営利事業として販売して利益が出たら、その部分に対しては容赦なく法人税がかかります。宗教活動ではありませんから。

 

また、お坊さん(僧侶)はお寺からお給料をもらいますが、そのもらったお給料の額に応じて所得税・住民税・健康保険税はかかりますし、車を持っていれば重量税等がしっかりかかります。しっかりと税金をしはらっているのです。

特権が与えられているのはあくまでも「宗教法人」であって、お坊さん(僧侶)個人ではないという事です。

 

一部のアホ坊主がいるから、お坊さんはお金に汚いとか税金払わなくていい、とか噂が先行していますが、多くの僧侶はまじめにやっています。

それを考慮して、今後のつきあい方を考えていく必要があるでしょうね。

 

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