イギリスがEU離脱してしまった理由が簡単に知りたいという人は多いはず!

いろいろ議論はありますが、やはりそこは簡単にまとめて欲しいですよね。

「だって僕たちは専門家じゃない」のだから。

(もちろん、こういう大きな問題に少しでも詳しい知識を持とうとする事はとても大事ですが・・・)

ネットではイギリスのEU離脱について簡単に説明する一枚の画像が話題になっています。

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イギリスのEU離脱の理由を簡単に説明!一枚の画像が話題に!(笑)

何故?

出典元:morguefile

イギリスがEU離脱した訳ですが、その理由を簡単に説明出来すぎている画像が秀逸すぎて面白いです。

 

こういう大きな問題の背景には文化・社会・経済・政治・宗教etc・・・といった様々な問題があります。

細かく言うといくらでも細かく、複雑な説明になります。

(実際にとても複雑な問題ではありますが・・・)

 

しかし、それをあえて一言で説明するのも1つの才能でしょう。

そしてこの画像はそれを全て満たしています。

EU離脱の簡単な説明。

出典元:2ch

とても明快ですね(笑)

 

ダチョウ君ダチョウ君

とてもわかり易い説明だ!

ある柴犬ある柴犬

「ワン」フレーズで言ってるね!

ある太陽ある太陽

ごめん。その「ワン」ってシャレ?

ダチョウ君ダチョウ君

・・・

 

もちろん、この説明は直感的にはとてもわかり易いですが、物事を正確に説明している訳ではありません。

確かにEU加盟国にはEU法と呼ばれる「EU加盟国共有の法律」があり、それは強制力もありますが、経済・社会政策上の話です。

それ以外の分野では加盟国それぞれの国内法が優先されます。

ですので、画像の説明が全て正しいとかそういう事ではないのです。

 

ですが、イギリスの離脱派の気持ちを端的に表しているものである事には違いないでしょう。

イギリス国民というのはプライドが高いと聞いてはいましたがそういう事なのですね。

 

ちなみに、僕も日本と中国と韓国が経済社会共同体を作ろう!という政策があったとしたら

断固反対

なので、そういう意味では離脱派の気持ちが分からない事はないですね。

株価や為替の乱高下を見ていると心臓に悪い部分はあるので、残留して欲しい気持ちはありますが・・・

 

まあしかし、この「イギリスのEU離脱の理由を簡単に説明する、この画像」。

中々秀逸ですね。

 

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もちろん他にもEU離脱には理由がある!

もちろん、イギリスがEUを離脱した本当の理由は「あの画像」(笑)だけではないでしょう。

 

実際問題、一言で言うとイギリスは「移民が嫌だった」というのが一番の本音だと思います。

EUでは加盟国の間で難民は拒むことが出来ませんし、移民は原則拒むことが出来ません。

 

まさにボーダーレスですね。

これはイギリスの若者が他のヨーロッパ諸国で働く時にはとても有利というメリットはありました。

 

しかし、イギリスは社会保障がEUの中でも手厚い国なのですね。

そうすると他の国の移民からは「美味しい」「狙い目の」国な訳です。

 

実際に、この10年間で、例えばボストンの人口は移民により10%以上増えました。

いろいろな人種が社会保障が手厚いイギリスに流れ込んで来た結果です。

人種が混ざる・・・

出典元:morguefile

 

移民が増えると一般的に

・治安が悪くなる

・国民の税負担が大きくなる

・伝統文化が希薄化する

・失業率が上がる

等の問題が発生します。

 

まさにこのような問題が近年イギリスでは問題になっていました。

英国人にしてみればよそ者に仕事を奪われて仕事がない。

移民への社会保障費が増える。

様々な文化が流れ込んで来る。

って事になると相当なストレスでしょう。

 

逆に移民も「正当な労働条件で雇ってもらっていない」という不満を抱えていました。

 

だったら、EUなんて脱退しようぜ!ってなるのは凄くわかります。

イギリスのEU離脱の最大の理由はこれでしょう。間違いなく。

 

ただ、今回の国民投票ではあまりにもイギリス国民は感情的になりすぎたと思います。

経済的恩恵を全てぶん投げちゃいましたからね。

 

僕達日本人は、これを見て1つ学ぶべきです。

中国が尖閣諸島に軍艦で迫ってくるからといって、韓国が今後1000年の間謝罪と補償を求めているからといって

彼らを完全に排除しようとするのはあまりにも短絡的だという事です。

 

いや、僕も中・韓は正直好きじゃありません。

が、多くの日系企業が中国や韓国で経済的活動をしている。

そして利益を上げている。

 

という事を考えると、やれ在日が犯罪やったぞ!出てけ出てけ!

と理屈抜きで感情論で騒ぎすぎるととんでもない火傷をする事もあるのかもしれない。

という事です。

 

もちろん、EUの問題と日本の問題を単純比較は出来ませんが、少なくとも「衆愚政治」にならないためにも日本国民は冷静な視点をいつも持つように務めるべきなのです。