千葉ロッテマリーンズ。
2017年は開幕から全く調子が出ません。ずっと負け続けですね。
5月17日(水)の埼玉西武ライオンズ戦も最終的には4対8で逆転負けでした。
これでドロ沼の7連敗となり借金も19となりました。
東北楽天ゴールデンイーグルスとはゲーム差が17.5。
そしてとうとう16日(火)で自力優勝の可能性が消滅しちゃいました。
5月のこの時期にですよ。
まだセ・パ交流戦もしてないんですよ。
早すぎでしょう~。
何で今年はこんなに弱いんでしょうか。
ちょっと分析してみました。
目次
千葉ロッテマリーンズの自力優勝消滅!2017年はなぜこんなに弱いのか?
投手陣と野手陣(攻撃)に分けて分析します。
でもいたって簡単な理由ですよね。
投手陣はエースの石川歩が全く勝てずに、現在二軍にいます。
これが勝てない原因なのはわかりますが、一番の理由は石川歩以外の投手が誰もパッとしないことでしょう。
まあ取りあえず湧井がいますが、他は全くダメ。
石川の穴を埋めるほどの人材がいないし、活躍もしていない。
他チームもWBCに出た選手は調子がイマイチですが、その選手がダメでも他の選手が少しは活躍しています。
でもロッテは誰もいません。
その可能性のありそうな投手も今のところ見当たりません。
新人でもこれだっ!という投手がいればいいんですが、まだまだですよね。
次は野手陣(攻撃)。
デスパイネのホークス移籍と角中勝也が、右脇腹痛で戦線離脱していることが一番の原因ですね。
そしてこちらもこれに代わる人材がいない。
人数はたくさんいるはずです。
ドラフトでもちゃんと有望?な人材を獲ってるはずですが・・・
出てきませんね~。
これだという選手が。
千葉ロッテマリーンズは選手教育が下手なんですかね?
広島やソフトバンクを見て下さい。
どちらかといえばドラフト3位以降は全国的にも無名な新人選手(特に高卒)を獲得しています。
そして3~5年後に活躍する人材を排出しています。
どちらのチームも、今の主軸はほとんどそんな選手ばかりですよね。
スタートはどの球団も同じなはずです。
でも、結果はみての通り。
それでもベテランと言われるような選手が、少しでも活躍すれば何とか盛り上がるのですけどね。
今の千葉ロッテマリーンズには里崎やサブローのようなバランスの取れた選手がいません。
バランスの良いベテランがいればこのような厳しい時でも、うまく凌いだりできるもんです。
いずれにしてもこの人材不足の状態が続けば、来年も同じような厳しい状況になる可能性が高いでしょう。
千葉ロッテマリーンズの2017年自力優勝の復活はあるか?その条件は?
可能性はありますよ。
自力優勝というのは消えたり復活したりするものですから・・・
でも今の状態からすれば・・・
ずばり!
自力優勝の復活は・・・
ないでしょう!
なぜなら人材がいないからです。
選手が育ってないからです。
監督が悪いわけではありません。
選手が揃っていれば伊藤監督は手腕を発揮するでしょう。
実際、今まで厳しい戦力でもクライマックスシリーズに進出したりしてますから。
でも今年は厳しすぎる!
あえて自力優勝復活の条件をあげるならば、エース級ピッチャー1人、ホームランバッター1人をシーズン中に何処からか獲得する必要があるでしょう。
まあ一応、キューバ代表として活躍した29歳のエル・サントスという外野手を獲得したようで、俊足巧打のアベレージヒッターという話ですが・・・
でも、必要なのはホームランバッターです。
個人的にはバッターは巨人から日本ハムに移籍した太田泰示が千葉ロッテマリーンズに行ったら、もっとすごい活躍するのではないかと思ってますが・・・
千葉ロッテマリーンズの球団身売りが再燃!やはりLIXIL(リクシル)か!?
実は昔からいつも噂されてきました。
弱いし球団経営も赤字だから、いつ身売りされてもおかしくない筆頭球団と思っていました。
実際、過去に年間で40億円近い赤字を計上したこともあったそうです。
それをロッテ本社からいつも赤字補てんするような感じで運営していました。
現在も球団単体の赤字額は、一昨年は10億円強、昨年は過去最低とはいえ約5億円程度です。
まあ昔に比べると大幅に改善されていますが、一般的な会社だととっくに「アウト」でしょう。
でも似たような弱小球団だった南海ホークス(現:ソフトバンクホークス)や近鉄バッファローズ(現:楽天イーグルス)の方は、実際に身売りの話が進みました。
今の時代からしてみると、千葉ロッテマリーンズだけなんだか取り残された?ような感じがするのは私だけでしょうか?
でも今は本当にチームが弱い。
そしてずっと赤字経営。
それからロッテ本家の創業者一族のゴタゴタ等もあり、身売りが噂だけでなく現実的なことになりそうな雰囲気があるのは間違いないと思われます。
そうなると買収企業の筆頭候補は、やはりLIXIL(リクシル)でしょう。
理由はLIXIL(リクシル)は2010年に横浜ベイスターズ(現:横浜DeNAベイスターズ)の買収に乗り出したことがあるからです。
元々、球団経営に興味がある為に、いつも候補企業として名前が出ます。
それに2017年3月期決算の純利益は425億円と好調だったので、調子の良い時に話が進むということは十分あり得ます。
他に千葉ロッテマリーンズのスタジアムの命名権を持っている、ZOZOTOWNも候補としてあるようですが、現実的なところではやはりLIXIL(リクシル)でしょう。
まとめ
2017年、非常に調子が悪い千葉ロッテマリーンズ。
今年はもうリーグ優勝はあきらめました。
でも・・・
クライマックスシリーズ進出の可能性は十分あるので、そこに照準を絞って頑張っていただきたいものです。
そして今、話題の球団身売り。
とうとうですが、今はそのタイミングではないでしょうか?
昔からのファンにしてみれば千葉ロッテマリーンズの名前が無くなるのは寂しいかもしれません。
でも昔の名前はロッテオリオンズ、その前は大毎オリオンズです。
それは南海も近鉄も、はたまた阪急も同様でした。
名前は変わってもファンであれば、愛着は変わらないでしょう。
そして過去に身売りされた球団ですが、今は浮き沈みがあるとはいえ、どのチームも以前より活況があるのは間違いありません。
そうであれば身売りを良いきっかけにして、新たなファン獲得など更なる発展を願ったほうが、今の千葉ロッテマリーンズには良いのではないかという考え方もあるのではないでしょうか。