徹夜で勉強する時のコツ!飲み物は何が良い?
皆さんは上手に徹夜できていますか?(「上手に徹夜」というのも変な表現ですが・・・)
テスト前や受験勉強、ここぞという時に徹夜で勉強しておきたいけれど、眠気にはなかなか勝てないものです。
徹夜する時、飲み物の力を借りるのは一定の効果があります。
代表的な眠気覚ましといえばといえば、コーヒーや緑茶等「カフェイン」の多く含まれている飲み物ですが、1日にどれくらい摂取しても大丈夫なのか気になるところです。
海外では某エナジードリンクを飲みすぎて亡くなってしまうという悲しい事件もありましたし、飲みすぎが心配ですよね。
どれくらいまでが限度なのでしょうか?
徹夜は気合だ!!!
(でも、君は夜はしっかり休んでるよね?)
ずばり1日に摂取しても安全なカフェインの量は400ml以内です。
それ以上、過剰に摂取してしまうとカフェイン中毒などの危険性が高まります。
カフェインは適度な量なら脳を活性化させますが、摂り過ぎは脳の麻痺などのリスクもあるのです。
どの飲み物にどれくらいの量が配合されているのか、実際に見ていきたいと思います。
コーヒー1杯分には約80mgのカフェインが配合されています。
実はレッドブルも大きい缶、小さい缶問わずコーヒー1杯分と同じ含有量なんですよ。
つまり、コーヒー(もしくはレッドブル)は1日5杯は飲んでも大丈夫ということになります。
そのほかに、モンスターエナジーは142g、眠眠打破は120gとコーヒー1杯分よりも多い量が含まれていることになります。
あまり、何杯も飲まないほうがいい量ではあるので注意が必要ですね。
飲むタイミングはいつがいいのでしょうか。
カフェインが作用してくるまでには、空腹時に約30分後、食事を摂取している場合は約1時間後と言われています。
食後は眠くなること間違いなしなので、できれば夕食後に1杯、次の眠気が来そうな時間帯から遡って30分前くらいには飲んでおきたいところです。
徹夜で勉強する時のコツ!仮眠時間90分を意識するのが良い?
徹夜と言えど、休憩は必要です。
「完徹」は合理的ではないのです。
効率的に仮眠をとりましょう。
タイミングで言うと、だいたい早朝4時くらいが眠気のピークと言われており、4時前後に90分の仮眠をとると良いでしょう。
(もちろん、個人差がありますので、「自分の体内時計に合わせて」が大前提です。)
なぜ90分が良いのかと申しますと、人間の睡眠リズムに関係します。
人間は眠る時に、浅い眠りのレム睡眠と深い眠りのノンレム睡眠を90分ごとにくりかえしています。
すっきり起きれる時とそうでない時の違いはここにあるのです。
深い眠りの時に無理やり起きるとしんどい状態になってしまうのですね。
これを仮眠にも利用して、眠気のピークの時にベッドに入り、90分間ノンレム睡眠をとったあと、ちょうどレム睡眠が来た時に起きればシャキッとした状態になれるというわけです。
また、仮眠をとる際には、部屋の明かりを消さずに勉強をしている時のまま、明るくした状態で眠ってください。
暗くしてしまうと本格的な眠りに入ってしまう可能性があり、気づけば出かけなければいけない時間になっていた…なんてことにもなりかねません。
さて、徹夜で勉強する時のコツを飲み物と仮眠の観点から述べてみましたが、いかがでしたでしょうか。
正念場の頑張りたい時にぜひご活用いただければと思います。
でも無理は禁物ですよ。
翌日はしっかりと身体を休めてあげてくださいね。