5月に入ってあまり雨が降らなくて過ごしやすい日々ですが、これからの季節はそうはいきませんよね。
これから梅雨の時期に入って、洗濯物も乾かなくなりますよね。それを思うと、今から憂鬱になりますよね。
そんな梅雨の季節に備えて対策しなければならないのが、カビ!です。
一度カビが発生してしまうと、雨だけでも嫌なのに更に嫌な気分になります。
そんなカビを防ぐにはどうしたら良いか調べてみました。
どうしてカビは発生するの?
カビの対策前に抑えておきたいのが、発生させないこと。
でもカビってどうして発生するんでしょうか?なんとなく、湿気があると発生するのは知っていますが、
それだけではないですよね?
調べてみると、カビそのものは空気中にどこにでもいるんだとか。
それでも普段カビが発生していないのは、カビの発育条件が整っていないからなんです。
では発育条件とはなんでしょうか?
まず温度が25度~30度、湿度が80%以上の所に、栄養分があると発育するそうです。
栄養分ってどんな物?と思うかもしれませんが、色んなものが栄養分になるようで、
木材や接着剤、壁紙やカーテン、プラスチック、アカ、畳、石鹸カス、人のアカなどもそうです。
カビって雑食ですね。恐ろしくなります。
代表的なのは風呂場ですが、エアコンや洗濯機もカビが発生することがあるし、条件さえ揃えば、どこでにも発生するんですね。
カビって怖い!カビが引き起こす弊害とは?
カビが発生しても撃退するのは面倒とそのまま放置してしまいがちですが、そのままにしておくと病気を引き起こしてしまう可能性もあります。
風呂場や台所などに発生する黒いどろどろのカビは、人に感染する可能性があります。
「エクソフィアラ」というカビなのですが、皮膚の膿瘍や潰瘍を引き起こすそうです。
またエアコンの内部で発生することもある「アスペルギルス・フミガーツス」というカビは、肺や気管支に異常をきたす肺アスペルギルス症を引き起こすそうです。
それにカビはアレルギーの原因の一つでもあります。
カビの種類は約3万種類と多くあって、色んなカビが病気を引き起こす原因となっています。
カビを発生させないことが一番大事ですが、発生しても早めに取り除くのが良いですよね。
カビを発生させないための対策は?
カビを発生させないためには、カビの発生条件のどれか一つを崩すこと、ですよね。
温度、は季節によってはどうしようもないですし、栄養分は、すごく雑食のカビに対策しようとしても難しく感じます。一番できそうなのはやはり湿度。換気をよくすることですよね。
場所別にカビを発生させない対策を調べました。
まずはお風呂。やはり水気を取るのが大事です。入浴が終わった後に温水で洗い流し、次に冷水で洗い流します。
それからタオルなどで壁中を拭きとります。拭きとったあとは、ドアを少し開けて換気しておくとOKです。
キッチンも気になりますよね。やはり使った後は必ずふき取って水気を取った方が良いそうです。
キッチンはそれだけでなく、排水溝なども忘れずに拭きとりますが、消毒用アルコールを使うと尚良いそうですよ。
他には押し入れなども意外と油断なりませんよね。押し入れは片方の襖だけ開けても換気にはならず、左右両方を開けておかないといけないそうです。また、やはり直接布団などを置くのはさけたほうが良いので、スノコを下に敷いて、スキマを作っておくのがベストです。
除湿剤なども置いておくと尚良くて、大掃除の際には消毒用のアルコールで拭き上げをして換気すると予防になります。
でも最近では押し入れではなくてクローゼットが多いですよね。
クローゼットでの対策は、まず、服はしっかり乾いてからしまうこと。
また服などを詰め込みすぎないことも大事なようです。
クローゼットは少し開けることができないので、時々換気のために扇風機をあてるのが良いですね。
それと押し入れ同様、除湿剤を置いておくと良いでしょう。
今ではカビ対策やカビ取りのグッズがたくさんあります。
毎日きちんとするのは本当に面倒ですもんね。グッズで楽するのも大切です。
まとめ
最近ではいつから梅雨の時期なのかハッキリしないしませんから、うっかりしているとすぐに梅雨に入ってしまいます。
早め早めの対策が必須になってきます。少しずつでもカビ対策、していきたいですね。